東京大学大学院工学系研究科原子力国際専攻および光量子科学研究センター、工学部システム創成学科の教授を兼務している石川 顕一です。 最先端のレーザーや量子ビームが物質・生体中に引き起こす効果とその応用を、理論・シミュレーションを使って研究しています。分野や専門の壁、理論と実験の垣根を超えて、ハイレベルな研究を行うみなさんをいつでも歓迎しています。
研究テーマは『アト秒科学、高強度場科学、時間依存多電子理論の開発』と『量子化学、大規模電子状態理論、新しい密度汎関数理論の開発』です。 私達の研究室では、光と物質の相互作用を量子力学の基本原理に基づく理論的アプローチで追求しています。自身の腕ひとつで、紙と鉛筆と多少のコンピュータスキルを用いて、世界をあっと言わせる新しい物理を開拓できる研究室です。
自由電子レーザーや高次高調波発生に代表される最先端の光・量子ビームを駆使して、研究を行っています。このような先端的な光・量子ビームを物質した際に生じる現象はまだ未解明な部分が多く、新たな現象の発見を目指します。石川・佐藤研究室では理論的なアプローチを主としていますが、実験家として協調しつつ、研究を進めています。
東京大学工学部大学院 光量子科学研究センター特任研究員の加藤です。主に密度汎関数理論とGreen関数理論(GW+BSE法)を用いて光と物質が相互作用する系を研究しています。電磁場と物質が非摂動的に相互作用する系は凝縮系物理の最前線の研究ができます。
東工大で工学学士を取得した後、卒論のテーマとは全く異なる研究を行っている石川研究室に進みました。もちろん勉強しなければいけないことは多くなりますが、すばらしい先生方や先輩にフォローをしてもらうことができるため、非常に楽しんで研究をすることが出来ています。もし石川研に興味があるが、卒論では全く違うことをやっているという方がいれば、チャレンジしてみてください。
アト秒科学とは友達以上恋人未満の関係になりたいと思っています
私は光物理に興味があったので石川・佐藤研究室にやってきました。素晴らしいスタッフや研究室のメンバーに囲まれて楽しく研究生活を送っています。新しいことにチャレンジしたい人、お待ちしています。
石川・佐藤研究室を巣立っていったメンバーたちです。