2015年9月24日、トムソン・ロイター社は、「トムソン・ロイター引用栄誉賞」の受賞者18名を発表しました。論文の引用回数等を元にしたこの賞は、その年のノーベル賞候補者と目されており、日本人研究者2名のほか、物理学分野では、「アト秒物理学の発展に対する貢献」として、Paul Corkum氏(カナダ)とFerenc Krausz氏(ドイツ)の2名の名前が挙がりました。
アト秒科学の決定版、「アト秒科学〜1京分の1秒スケールの超高速現象を光で観測・制御する」が化学同人社より出版されました。この本の中で、当研究室教授の石川顕一は、第1章「アト秒光パルス発生の理論(ポンデロモーティブエネルギー/強レーザー場中のイオン化」の執筆を担当しております。